癌と向き合う
当家の九が亡くなりました
膵臓癌
御愛犬と共に癌と向き合っている方も沢山いらっしゃると思います
ここでは CETL(皮膚上皮向性T細胞リンパ腫)など根治が難しい疾患が獣医学臨床に置いてどのように現在治療されているかを少しお話いたします
これ(ここでのこれはCETL)の治療は世界的にも議論がされてます
確実に予後が延びるような有効とされる治療法のエビデンスがまだまだ不足しているようです
治療をしない という選択肢もあります
積極的な治療をするかしないかは獣医師さんとよくお話をされて飼い主さんが決定します
そもそも治療とは 病気怪我を治すこと 若しくは 病気を治癒させたり病状を軽快にさせる行為 とされます
CETLは根治されないとされる疾患ですが、そこには罹患したワンコとオーナーさんの辛さ苦しみが在ります
苦しみを少しでも少なくして、若しくは苦しくなるまでの時間をなるべく先にしてあげる
心ある獣医師ならばそこを凄く考えます
私自身いろんな獣医師と出会いましたが、そこの感覚の差はとても大きく現在は長く今の先生をメインにしています
CETLを含む根治が無い、若しくは難しい疾患に対しては
まず、よく話し合う
そして、協力しあう
獣医師はできるだけ早い確定診断をつける
根治的な治療にするか緩和的な治療にするか話し合う
そして、病状が 苦しくて辛い状況 になるまでの時間をできるだけ先にする努力をする
すでに起こっている問題を出来るだけ取り除く
このような過程を踏みながら1日1日を充実させていく
毎日死んでしまうようななんともいえない暑さですね!
皆さん、ワンコの状態大丈夫ですか?
皮膚も荒れやすいので大事にしてください
夏は筋が弛緩しやすいため逆に骨が動きやすく痛めることもあります
弱点には手を当ててあげてください
海老寝のあめちゃん
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