血液検査 5
T-Bil(総ビリルビン)の高い値
胆汁のうっ滞
溶血性疾患
のこともある
胆汁は肝臓とセットの器官
食事を摂ると胆嚢が縮んで胆汁が胆管を通って十二指腸に分泌されます
胆管が閉塞したり胆嚢に胆泥などが過度に貯まると胆汁がうっ滞
ALP GGTの高い値もみられる
溶血性疾患
赤血球が破壊され、内部に含まれるビリルビンが放出
感染症、その他にネギ類に含まれる有機チオ硫酸化合物を摂取してしまうとヘモグロビンが酸化してしまい赤血球を破壊しビリルビンが高くなる
Ca(カルシウム)の低い値とPi(無機リン)の高い値
カルシウムの低い値
腎不全
ビタミンD欠乏症
譲渡小体機能低下症
などのこともある
ビタミンDはカルシウム吸収を促進するビタミンで腎臓で活性化
腎不全でビタミンDの働きが妨げられるとカルシウムの吸収が低くなり血中のカルシウム濃度が低くなる
腎臓によるリンの排出も正常になされないのでPiは高い値になる
Caの高い値とPiの低い値
カルシウムが高い値の場合
ビタミンDの過剰
上皮小身体機能亢進症
の場合もある
脂溶性ビタミンはサプリなどで過剰摂取してしまうことが多い
上皮小体亢進症は上皮小体ホルモンの分泌によって骨が分解され主成分のカルシウムが血液昼食に放出、結果、カルシウムの値が高くなる
次回はAST ALT ALP GGTについてお話します
今日はしつけ教室の日です
先週はあまりにも暑くて中止
今日はいくらか過ごしやすいです
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。