ルート246ケンネル柴犬日記

柴犬専門犬舎ルート246ケンネルの日々を綴ります

血液検査 5

T-Bil(総ビリルビン)の高い値


胆汁のうっ滞

溶血性疾患

のこともある


胆汁は肝臓とセットの器官

食事を摂ると胆嚢が縮んで胆汁が胆管を通って十二指腸に分泌されます

胆管が閉塞したり胆嚢に胆泥などが過度に貯まると胆汁がうっ滞

ALP   GGTの高い値もみられる


溶血性疾患

赤血球が破壊され、内部に含まれるビリルビンが放出

感染症、その他にネギ類に含まれる有機チオ硫酸化合物を摂取してしまうとヘモグロビンが酸化してしまい赤血球を破壊しビリルビンが高くなる


Ca(カルシウム)の低い値とPi(無機リン)の高い値


カルシウムの低い値

腎不全

ビタミンD欠乏症

譲渡小体機能低下症

などのこともある


ビタミンDはカルシウム吸収を促進するビタミンで腎臓で活性化

腎不全でビタミンDの働きが妨げられるとカルシウムの吸収が低くなり血中のカルシウム濃度が低くなる

腎臓によるリンの排出も正常になされないのでPiは高い値になる


Caの高い値とPiの低い値


カルシウムが高い値の場合

ビタミンDの過剰

上皮小身体機能亢進症

の場合もある


脂溶性ビタミンはサプリなどで過剰摂取してしまうことが多い

上皮小体亢進症は上皮小体ホルモンの分泌によって骨が分解され主成分のカルシウムが血液昼食に放出、結果、カルシウムの値が高くなる


次回はAST  ALT ALP  GGTについてお話します


今日はしつけ教室の日です

先週はあまりにも暑くて中止

今日はいくらか過ごしやすいです