ルート246ケンネル柴犬日記

柴犬専門犬舎ルート246ケンネルの日々を綴ります

お腹 壊します

よくご相談いただく件です


最近注目されている腸内フローラ 多種多様の腸内細菌が構成する群れです


その子その子によって異なっており、生活習慣、年齢、体調 などによって変化します


善玉菌 ビフィズス菌 アシドフィルス菌 フェカリス菌 など

悪玉菌 ウェルシュ菌 など

日和見菌 体調が悪い時に悪玉になる


善玉菌 悪玉菌 日和見菌 は

 2             1               7            のバランスが良いとされています


野菜などの食物繊維やオリゴ糖は善玉菌のご飯になります 一方、肉に偏ると悪玉菌が増えます

犬はもともと肉食系とされていますが、やはり現代の犬 オリゴ糖とかビフィズス菌が必要のようです

野菜を与える(そうですねー、私が良いと思うのは 大根 キャベツ かな 重金属も排出してくれるし整胃整腸作用があるから) 

お散歩や運動も腸内フローラを整えるので、やはりセロトニンを増やすこと(楽しかったり嬉かったりするとでてくるホルモン)は腸内環境と結びついてるみたいですね


私の愛するヨガスタジオでも、腸脳相関図が掲示されており、サプリもだしてらっしゃるのですが、………私には高価すぎて手がでません

ですので、オリゴのおかげ ビオフェルミン にお世話になっていて、うちの子達にも飲ませてます


お腹を壊す は おおごと(膵炎 大腸炎 など) の場合と 体質 の場合に分かれると思います 便の状態を観察し、元気があるかないかを見極め、状態によって受診しましょう

また、嘔吐 を伴う場合は、絶食し、場合によっては絶水し、(吐き気が強いと新たに入ってくる水分にも反応し余計嘔吐してしまうから)やはり、安全をとって受診することをおすすめします

お食事を変えたりして、うまく適応できないと軟便になったりもします 

もとのお食事に戻すか、もしくは、そのお食事を食べさせたい目当て(太くしたいからハイプロテインにする とか 療養食 でそれしか食べれないとか)などの場合は、やはり多少の時間を身体に適応させるために必要とします

1ヶ月位はいるかな

その間は整腸剤を併用しながら犬をフードにあわせていく ある意味体質改善

展覧会やショーの子達は今はわかりませんが、 口割り してました むりくり食べさせる

結局、多少お腹を壊しても食わせてボリュームつけたいからやるのですが、ね 


その子その子のボディはその子の自然で、ひとからみたときに 細い とか 痩せてる とかって 犬にはあまり関係ない

痩せの大食いもいれば、痩せの粗食もいるし、ふくよかな大食いもいれば、ふくよかな粗食もいる

健康でしたら、ボディポジティブで行きませんか?


短絡的に結果と原因を結びつけて、色々案じすぎるのはあまり良くはない と私は思ってます


理想の犬を作り上げるのは、簡単ではない


難儀を超えて仕上がっていくものです


お預かり(ホテル)の後、ご自宅に帰ったら下痢した、嘔吐した、というお話をお聞きすることがあります 正常なストレス反応なのですが、 普段生活している環境から引き離されてますので、申し訳ないのですが、ございます

生活リズムの若干の変化で排便できない子などは、溜め込んでご帰宅しますので、下痢嘔吐することがあります 


やっぱ、経験ですよね!


経験が犬を強くさせていくことにご理解いただきたいと思います


最近、大手の犬の保険会社さんが、腸内フローラを調べてくれるらしくて、その検査を受けたお父さんお母さんが心配してます 

科学が発達すると、…………不安が増えることもある……………

ありがたいけど