アメリカ発 犬種にこだわらない飼育しやすい犬の繁殖
アメリカのトレーナーが旧来の犬種にこだわらず優先すべき事を 健康 と 飼育しやすさ をコンセプトに繁殖し販売しています
このトレーナーは保護犬などとしてご家庭に迎え入れたワンコの人からみた問題行動に懸念を抱き自ら健康と性質の優しさを優先した繁殖をするようになったそうです
外見にとらわれずとにかく健康と性質重視
当家の作出と似通っています
私は過去に展覧会で活躍しているワンコの子犬ばかり譲渡していました
しかし、展覧会の子は大体がインブリードか強いラインブリードです
見た目は形よく綺麗なのですが、人工的に犬種標準に沿う形にしてますので形がスクエアで後肢に負担がかかりやすく、性質もけして扱いやすいとはいえないこともあり、昔ながらに犬を犬として扱えるオーナーさんでしたら対応出来ても家族の一員として育てたいオーナーさんの希望とは乖離を感じましたので現在のような 健康重視の扱いやすい柴の作出となりました
丸くてタヌキの柴は可愛いと望まれやすいのですが、また、私もやりはじめの時はそれが理想と思い込んでいた所も多くあるのですが、これらは先に本来の柴ありきではなく観賞用に作られてきた経緯がありますので自然交配に近い選択交配をすれば自ずと元来の柴の形になるわけです
大きさもまちまちになりますし被毛もアラカルトになりますし足も長めにはなります が本来はそうなのです
当家に昭和30年代に走っていた柴の写真を飾っていますが、この頃の柴はみんなそんな感じ
この後近親が進み人間が考えた理想の形にされていくわけで当家も展覧会の家でしたのでそのような作出になりました
しかしながら、2000年を迎えたころ、そのようなガチガチの柴の一般のオーナーさんのお声を真摯に受け止めた結果、いまのような作出になりました
このアメリカのトレーナーさんは保護犬のミックスの人からみた問題行動に懸念を抱いたようですが、当家が考えることとほぼ同じだと思います
時代と共に求められるワンコは変わっていきます
皆さんも 外見や色に囚われず健康で扱いやすいワンコを迎え入れてください
棄てられる犬が減るように
小町ちゃんの夏休み
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