にわかブリーダー
こんにちは!
ある犬種がブームになるとその犬種を数多く繁殖する
ハスキー、シーズー(40年位前にブーム)
ラブ、ゴールデン(30年位前にブーム)
ダックス(30年位前にブーム)
トイプードル(15年位前にブーム)
○柴(10年位前からブーム)
柴(コロナ禍ブーム)
そのようなブームにあわせて専門犬種を鞍替えするのを にわかブリーダー と業界では呼びます
にわかはその犬種に詳しいわけでは無いのでたまに見た目の片手落ちがあります
わかりやすいのは トイプードル
前肢の狼爪が残っている
トイプーのスタンダードは前肢の狼爪を切除します
産まれてすぐ行います
知識がないと知らないので残ります
昨今の動物愛護事情より断耳断尾など産まれ持ったものを切除するのはどうなのかと世界的に話されてはいますが、それぞれ使役犬としての役割が先にあってその事情の基に開発されてきた犬種なので動物愛護事情との折り合いとがどのようになっていくのか注視しています
トイプーは水漁犬がもとなので身体の大事な所(胸とか腰とか足首とか)が冷えないようにその部分だけ被毛を残し犬かきするのに邪魔な狼爪を切除されている→コンチネンタルクリップとか水漁用のクリップです ショーでもこのクリップがされることがほとんどです(パピーを除く)
犬はそれぞれに使役があったりそもそも使役はなくて愛玩として開発されたものもあり様々です
柴は遺伝子レベルでの他犬種との交配はありません
ですのでそのままその存在の在り様が日本文化のワビサビ文化とされています
そうなると人為的に大きさを小さくしたり(超小型をあわせたり近親交配を繰り返したり)して作られているらしい小さな柴と呼ばれる犬種はもはや 柴 という言葉を使ってはいけない
公益社団法人日本犬保存会もジャパンケネルクラブも認めていません→つまり世界的にも認められていません
新しい犬種を作り出すためには長い時間を必要とされています かなり長い
今では公式犬種となっているジャックラッセルやボーダーコリーもこの30~35年で公式犬種に登録されたはず(自身記憶による)
ですからこの小さいタイプの柴と呼ばれる犬種も何を目的にして作出するのか、またその作り出す過程はどのような過程を踏んでいるのかを明確にして説明しないとダメなんじゃないかなあと私は思います
先代もこの小さな柴みたいな犬種を快く思っていなくて(大体真面目に柴をやっていると皆好ましくは思っていないのです 産まれてきた犬に対してではなく作出する人間を好ましく思わない)この小さな柴みたいな犬種の話として昔話をされました
戦後銀座でまだ露店が開かれていた頃、犬も露店で売られていた 発育が悪かったり病気をして発育が悪かったりなどの理由で身体が小さな柴が ○柴 というネーミングで売られていた
そうです
また某国民的TV局が○柴とか言って番組をしていましたが、それを観た時 えっ?? ニッポが反対表明だしているのにこんな番組やっちゃって良いの ? 正式犬種じゃないのに良いの ? って思いました
………
そういえば、まだ梅雨って明けてないのですね
明けたものと思い込んでいました
明けると本格的な夏ですね
ゲリラ豪雨とか台風とか怖いですね
てんちゃん!
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