こんにちは！

なつかしい迷い犬の話です

今から15年近く前の話

子供が学校に行ったかと思ったら息を切らして戻ってきて

「ママ！迷子の犬がふらふらしている！車にひかれると大変だから捕まえて！」

と言い残し　また学校へと向かいました…………

迷い犬かあ……

捕獲上手くいくかな………

まずは状況を確認せねば……

子供の後を追って捜索へ

子供が発見した場所にはすでにいなく、

どうしたもんだと考えて　まあ、この近辺にはいるなと考えて一度自宅に戻り缶詰をもちまた捜索へ………

発見した場所から3メートルおきくらいでちょっとずつ缶詰のお肉を置いていく

たくさんだと満足しちゃうから、ちょっとずつ

約800メートルにわたり3メートルずつお肉をおき最終地点は我がお店

上手くいったのです

肉をたどって我が店まできました

ドアは解放状態にしておきひたすら身を隠して待っていました

最後のお肉はお店の真ん中くらいに大盛りで置いて食べてる間に外からドアを閉める

捕獲！

捕獲　なのですが、さあここからどのようにコンタクトをとっていくか

お店の中をうろうろ臭いかぎかぎ…………

顔つきや行動を視ていると　どうやら情緒は安定しているタイプ

一時間位でしょうか、放ったらかしにしておいて(この時店の鍵はかけてあります　年末なのでグルーミングトリミング依頼が多くおいでになったことがある方はおわかりになるかと思いますが、トリミング室からダイレクトにワンコを預かり迷い犬の気がたたないように母屋までお預かりワンコを連れていきそこに置かせていただき、お店の中枢は迷い犬が占拠してました)リードの手に持つほうを引き締め首輪のようにして刺激しないように輪っかにして首を確保　反対側のナスカンをお店のサークルの棒にかちゃん、　はい、やっと身柄を確保

それから適当にさせておきこちらはこちらで仕事をし、夕刻　どうやら　ここは安全な場所と思ってくれた、というか　この子は本当に印象深いワンコで頭の良さがはじめからにじみでていました　ですので、こちらも刺激しないようにですが、触らせていただきなんか良い感じになり一応警察と保健所には連絡はしたのですが、年末であることもあり年明けまで当方で預かりますよ　という話になり　年越しを我々と一緒に過ごしたのですが………凄く頭が良くて思慮深くこのまま当家で飼育したくなりました　明らかな雑種ですが、種類を問わず魅力的な子は魅力的なのです　しかも、もう時効だと思うので話しますが、この子　どうやらあまり良くない飼われ方をされていることは一目瞭然で、なんか口輪なんだけど、手作りの金属製で　おそらく通常の口輪だと網状の所に手をかけて外してしまうから金属のなんか筒状になったものに首の後ろで繋げて外さないようになっている作りのものだったのですが、　　この子　噛むような子ではありません　つまり飼育されている側が噛まれるような事をしている

すぐにわかりました

なんか、このまま当家でかいたかったんだけど正月明けにお迎えがいらして、………帰りました

心配してもどうしようもなく、状況だけであまり良くない飼育をされてますね、とも言えず、またこちらにそのような権限はないのでお返しいたしましたが、　その後幸せだったかな……

帰りの車に乗らされるとき、無理無理首をつるような形でいれられて　　嫌でした

人が困る多くの問題行動はそのワンコにとっては心を守る術であり必要なもの

何故そうなったのか、何故そうなっているのか、

多くは飼育者の犬に対しての対応に何かしらがあることが多いです

難しいのはやはり塩梅　バランス

心の距離感

心を配ることが少なくても多すぎても犬がこんがらがりやすい印象を私は持っていますが、いずれにせよ生き物を育てることは　簡単ではないようです

やはりイティは美味しいし身体に良いみたいです！

がっちゃんも元気