ルート246ケンネル柴犬日記

柴犬専門犬舎ルート246ケンネルの日々を綴ります

免疫機能にかかわる犬の疾患 一部



ルークくん

股関節、柔らかい


こんにちは!

今日から金曜日までお休みをいただきますm(_ _)m


免疫機能にかかわる疾患を一部お話いたします


副腎皮質機能亢進症(クッシング)

副腎皮質ホルモンが過剰に分泌され、多食多尿、肝臓の肥大によりビール腹のようになる、毛が抜ける、皮膚が薄くなる などの症状が視られます

免疫機能も抑制されてしまうので(副腎皮質ホルモンが過剰だから)病原体への抵抗力が弱くなります

原因は多種にわたり、 脳の下垂体に腫瘍ができて過剰に副腎皮質ホルモンが分泌される……下垂体性

腎臓の近くにある副腎が腫瘍化して過剰な副腎皮質ホルモンが分泌される……副腎腫瘍性

副腎皮質ホルモンの過剰投与による……医原性

など


そして


甲状腺機能低下症

自己免疫が関わる 免疫介在性甲状腺炎 が主たる原因で甲状腺の組織が破壊され甲状腺ホルモンが分泌されにくくなる

限界になって初めて症状が現れることがおおく気づきにくい


そして


アトピー性皮膚炎 も です


自己免疫機能が上手く機能しない原因は体質もありますが、やはり、人もですが目まぐるしく変化していく環境や生活様式、それらによるストレスホルモン(コルチゾル)の身体への影響など あるのかなあ と個人的には思います

コルチゾルは副腎皮質からでますが、ストレスを受け続けている状態だと身体の恒常性を保つ機能に必要なコルチゾルが働かず短時間で凄い量のコルチゾルが分泌されます

人の病気にも共通します

精神不安から うつ として表現されたり(犬もです)

胃潰瘍とかそういった消火器系、循環器系、アトピー…………

しかし、完全にストレスを無くすことは不可能でストレスを無くしてあげようと変に気を回すと(つまり関わりすぎ かな)よけい感じやすくなります

ですので、私がおすすめしたいのは まず血液検査!だいたい不調は血液みればお医者さんわかります ワクチンのついでに血液検査!若くても血液検査!

それで問題がなければ普通に過ごす

先回りして心配しすぎない

心配する気持ちはこちらの交感神経の働きとしてワンコの交感神経に働きかけていらないストレスを感じさせます


毎日なでなでしてあげてリラックスする時間を作ってあげたいですね